FXで勝ち切るためには負けないことが大切です。そのためにはエントリーしてよい場所ではなく、エントリーしてはいけない場所を知ることが大切です。
インディケーターを利用して、エントリーしてはいけない場所を知る大切さについて解説いたします。
FXで勝てるタイミングは限られている
スキャルピングでもデイトレードでもスイングトレードでも、やたらポジションを持つトレーダーはまず勝てません。そもそもポジポジ病を治療する所から始める必要もありますが、FXトレードで勝てるタイミングは限られています。
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よってやたらポジションを持っても、タマタマ勝つことはありますが、最終的に資金は減少して負けに終わります。
PCの前に座ってトレードできる時にトレードで勝ちたい、そんな風に思っていませんか?それができれば理想的ですが、残念ながら為替市場はそんなに都合よくできていません。
FXトレードに取り組む際は、勝てるタイミングは限られている、という部分を理解する必要があります。そしてエントリーしてはいけない場所を知ることが非常に重要です。
インディケーターで見るべきなのはエントリーポイントではなくエントリー不可ポイント
MT4はじめ無料や有料問わず様々なインディケーター(以下、インジ)が存在します。そしてインジの殆どはエントリーポイントを探す道具として利用されます。
しかしインジを利用してもFXでは簡単には勝たせてもらえません。インジのサイン通りにトレードしても総合的に負けることは日常茶飯事です。そこから先、どのようにインジを使いこなすかにより、FXでの最終的な勝ち負けが決まります。
その際に逆転の発想としてエントリー不可ポイントを探す、という視点で見ると新しい光景が見えることがあります。
殆どエントリーできる場所がないことに気付く
エントリー不可ポイントを探す、という観点でインジを見ると、最終的には殆どエントリーができる場所がない、と気付くケースが殆どです。
しかしそれで結構!勝てるタイミングは思っている以上に少ない、ということが実感できるだけでも上達です。
FXで勝つためには、勝てるタイミングが来るまで待つ、これができないと始まりません。インジには、本当に勝てるのか?、という議論が常について回ります。しかし少なくとも勝てるタイミングを待つツールとしては、非常に有効です。
エントリーしてはいけない部分が明確ならエントリーは待てる
結局のところ、なぜ中途半端なエントリーをしてしまうかといえば、エントリールールが十分ではないからです。よってハッキリとエントリーしてはいけない部分が決まれば、実際エントリーできる部分は少なくなるため、必然的に中途半端なエントリーはなくなります。そして勝てるタイミングまでエントリーを待つこともできます。
ポジポジ病は治すというより、しっかりトレードルールを決めて、ルールを厳守する方向に進めば自然と発症しなくなります。
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まとめ
裁量トレードであっても、勝ち切るための近道は勝てるルールを確立して、そのルール通りにトレードする部分にあります。よって中途半端に裁量を入れるトレードルールでは、いつまでも勝ち切るトレーダーにはなれません。
ルール通りに負けるのは大いに結構、ベテラントレーダーの殆どはそんなスタンスです。
ただし最初の段階で勝てるルールを見つけることは至難の業です。そしてトレードは勝つことよりも負けないことのほうが重要です。よって最初の段階では、まずは負けないルール=エントリーしてはいけない場所を知る所から始めてはいかがでしょうか。
トレードチャンスが減るのは嫌ですか?しかしエントリーしてはいけない場所をしることで、最終的に損失金額は少なくなりますよ。そして検証や努力の継続で、いずれ期待値プラスの勝ち切るトレードルールを見つけられる可能性が高まります。
まずは利用しているインジで、エントリーしてはいけない場所を見つける所からお試し下さい。(事務局)
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