Monthly Sweet BandとRCIの観点からEUR/USDは反転のタイミングか?(2020年2月17日)

市況解説

EUR/USDは2月に入り1営業日しか上昇しておらず、メジャー通貨としては異例の長さの下落を見せています。しかし下落が続くEUR/USDも、Monthly Sweet BandやRCIから見ると反転の兆しも見えます。

ドルインデックスの上昇とともに長く続くEUR/USDの下落は、そろそろ反転することになるのでしょうか?

下落が続くEUR/USD、2月の上昇は1営業日のみ

EUR/USDの下落が止まりません。日足で見ると2月11日(火)を除くと9日連続で下落。2月の営業日は3日からスタートしており、2月に入ってまだ1営業日しか上昇していないことになります。


・EUR/USD日足チャート

EURの側面から見ると、元々経済が弱含みのユーロ圏の中でドイツ政治が混乱しており、EURは売られやすい環境にあります。またドルは米株式市場の上昇を背景に、ドルインデックスがEUR/USD同様11日を除き9連騰。EUR売り・USD買いを背景に、2月のEUR/USDはひたすら下落が続いています。

Monthly Sweet Bandを若干下方向に抜けたEUR/USD

上記チャートには下落が続くEUR/USDにMonthly Sweet Band(MSB)も表示させています。MSBの観点では2月のEUR/USDは2つのMSB間を下に移動した状態であり、14日(金)の下落により下側のMSBも下に抜け切っています。

MBSから見たEUR/USDは、一旦反転するかそれとも更に下のMBSまで下落するか、ターニングポイントに達しています。尚、下のMSBは1.069-1.073ドルに存在しており、更なる下落の際は100pips以上の下落が見込まれます。

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EUR/USDの4時間足以下のRCIでは反転の兆しも

それでは現状のEUR/USDを3本RCIでも状態を確認してみましょう。上記の日足では長期・中期・短期のいずれのRCIも下落しており、更なる下落を示唆しています。

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次に4時間足では長期と中期のRCIが底に張り付く一方で、更に短期RCIは既に上昇に向けた値動きを始めています。


・EUR/USD4時間足チャート

また1時間足では短期足の上昇に向けた値動きに加え、長期及び中期RCIも底打ちとなり上昇を始めており、今後EUR/USDのレートが上昇すれば3本RCIの上昇の正しさが証明されることになります。


・EUR/USD1時間足チャート

ただし1時間足ベースでは11~12日に長期・中期が上昇した後に再び下落した経緯があり、このまま上昇すると断定するのは非常に危険です。

いずれの足も平均足スムーズド3本が完全に下落トレンドにあり、基本的な判断としては下落トレンドが継続中です。しかし1時間及び4時間足の3本RCIから見ると、長く続いたEUR/USDもそろそろ反転する可能性があることを示唆しています。

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ドルインデックスは昨年秋の高値水準に到達

EUR/USDを始めとするドルストレート通貨は、ドルインデックスの値動きに大きな影響を受けます。EUR/USDの下落と逆相関で上昇したドルインデックスは、昨年秋以降形成する高値水準に到達しました。


・ドルインデックス日足チャート

今週以降、本高値水準を上に抜けるようならEUR/USDは更なる下落に向かう可能性が高まります。逆に本水準で反転するなら、EUR/USDも反転する可能性が高まります。

MSBやRCIの観点ではEUR/USDの反転可能性が示唆されています。しかしドルインデックスの値動きを合わせて見ることで、EUR/USDの値動きをもう一歩踏み込んで把握できます。よってEUR/USDの方向性を探る際には、ドルインデックスの監視は必須です。

まとめ

2月に入って続くEUR/USDの下落は1営業日の上昇を除くと9日連続となり、メジャー通貨としては異例の長さです。しかしドルインデックスの上昇も続いており、ドルインデックスの上昇が止まらなければEUR/USDの下落も止まりません。

Monthly Sweet Band及びRCIの観点及び、ドルインデックスのサポート&レジスタンスという観点では、長く続いたEUR/USDもそろそろ反転の可能性を示唆しています。

今週のEUR/USDは一旦上昇に転じるのか、それともこのままズルズル下落するのか、その値動きを注意深く見守りたいと思います。(事務局)

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