W_Element_V2の解説、サブチャートとMTFでトレンド分析を行いトレードを行う

Close To The Edge

サブチャートにボラティリティチャートを表示するW_Elementシリーズについて、V2の解説を行う。

V1に比べV2はチャートがスッキリして見やすいという特徴がある。ボラティリティチャートで大まかなトレンド把握を行い、MTF(マルチタイムフレーム)分析で更に踏み込んだトレンド分析を行うというトレードスタイルだ。

W_Element_V1に比べ見やすいV2、ただしいずれもEAの使用を前提としている

W_ElementにはV1とV2が存在する。V2はV1に比べスッキリして見やすいという特徴がある。ただしV1の解説の際にも念押ししたが、本ツールはあくまでもEAの活用がメインである。裁量トレードでも取引可能だが、EAを活用して半自動トレードを行うことが主眼となる点はご留意いただきたい。(W_Element_V2のEAは時間足で稼働する)

なお、V1とV2いずれも時間足は15分足を推奨している。1時間足など他の時間足でも稼働するが、時間足毎にEAのエントリーのタイミングが若干変化する。

またサブチャートに表示されるボラティリティチャートは、時間足チャートと比べると日付変更線が仕様上異なっている。

W_Element_V2は全部で5種類のインジで構成

W_Element_V2は下記のインジで構成されている。

・W_Element_TG_V2 ×2
・HedgeLine_SS
・Weekly_Sweet_BAND_CTE
・Daily_Sweet_BAND_CTE

「W_Element_TG_V2」は設定を変えて2種類を表示させており、全部で5種類のインジで構成されている。

「W_Element_TG_V2」は2種類を表示させることでMTF(マルチタイムフレーム)分析を行う。ただしMTFは必ずリペイントが発生する。V2では15分足と1時間足でMTF分析を行っているが、1時間足がリペイントする(15分足での利用を想定)。1時間足は15分足4本分であり、15分足チャートで見た場合、直近の1時間足の「W_Element_TG_V2」が3~4本分リペイントする可能性を踏まえ相場状況を判断する必要がある。

W_Element_V2の基本的な見方

W_Element_V2はサブチャートで簡単にトレンド把握を行い、「W_Element_TG_V2」によるMTF分析でトレンド確認を行う、という利用方法である。

「W_Element_TG_V2」はローソク足に沿ったラインが上に抜けると青、下に抜けると赤に変化する。また変化した地点でドットを表示する。ご注意いただきたいのは、ドットが表示されたタイミングで必ずエントリーする訳ではない、という点だ。裁量トレードの場合、1時間足の「W_Element_TG_V2」の方向と15分足の「W_Element_TG_V2」が同じ方向となった際にエントリーを行うことが有効だ。

また「HedgeLine_SS」も同時に見る必要がある。「HedgeLine_SS」はトレンドの大きさや高値・安値のブレイクを判断するインジだ。上下2本のバンドの幅でボラティリティの大きさが判断できるため、ボリンジャーバンドに類似のインジとなる。高値・安値をブレイクする際に幅が広がるため、ブレイク判断に役立つ。

「W_Element_TG_V2」と「HedgeLine_SS」を活用してトレンド発生時にトレードを行い、トレンドのない時にはトレードを行わない、というのがW_Element_V2を活用してトレードする際の最重要ポイントである。

またSweet Bandにより表示される抵抗帯や隙間も活用してトレードする。Sweet Bandについては下記記事をご覧いただきたい。また実際のトレード方法は今後ライブ配信なども行うため、そちらもご期待いただきたい。

・関連記事:10年以上愛用の自作インジケーター、Sweet Bandについて(もう一歩進んだSweet Bandの見方)


・Sweet Bandの活用例

まとめ

W_Elementシリーズは基本的にはトレンドフォローのトレードシステムだ。V1とV2を用意しているが、見やすいのはV2となっている。

ただしV1とV2いずれもEAを利用した半自動売買を前提としている。本EAは決済機能を持っていないため、エントリーをEAが行い、決済は自ら行うことになるため半自動トレードとなる。

実際にどのようにトレードを行うのか、という部分は今後動画やライブ配信で詳細を解説する予定だ。その前段階として今回はW_Element_V2の解説を行った。今後の追加の動画やライブ配信をお待ちいただきたい。

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