7月15日の週のBTC/USD市場、16日の上昇で幸先よいスタートを切る

7月15日の週のBTC/USD市場、16日の上昇で幸先よいスタートを切る

先週のBTC/USDは週足で陰線となったものの、絶対防衛ラインの6,000ドル付近の死守に成功。しかし値動きの少ない状態が継続しています。

今週は16日の祝日(海の日)に上昇し、幸先良いスタートを切っています。しかし6,800ドル付近には硬い天井が存在しており、6,800ドル付近での攻防の行方が注目されます。

先週の振り返り

週足のローソク足では陰線で終わった先週のBTC/USD市場ですが、大きな下落とならず6,000ドル付近を底値とする攻防が継続しました。6,000ドル付近の値位置は2月、3月と6月以降の現在に至るまで、落ちるに落ちないゾーンとなっており、BTC/USD市場の崩壊を食い止めている絶対防衛ラインです。

7月10日(火)は日足で長い陰線を形成し、12日(木)に再度陰線となりましたが6,000ドルは割れず防衛ラインの死守に成功。

ただし底値の6,000ドル付近は割れませんでしたが、逆に言えば長く続いている6,000ドル付近を巡る攻防が継続しており、買い方・売り方のいずれも決定打に欠き、値動きが停滞している状況です。


・BTC/USD週足チャート
※チャート画像はCrypto-Xを利用

上昇トレンドは続かず、平均足スムーズドの視点

先週初めの段階で4時間足では平均足スムーズド3本が青色に転換し、5月以来の上昇トレンドと判断できる状態になりました。

しかしながら10日(火)の下落により、再び平均足スムーズド3本は赤色の下落トレンドとなり、上昇トレンド状態は終了。BTC/USD市場の下方向への強さを感じる結果となりました。

ただし安値で見ると6月24日、6月29日、7月12日と切り上げており、再び上昇トレンド入りのための条件が整いつつあります。


・BTC/USD4時間足チャート

今週のBTC/USD市場

今週の日本は16日(月)が海の日の祝日であり、17日(火)からが日本勢の本格参入となります。

そんな中で16日(月)にBTC/USDは急騰し、いきなり先週の下落を埋めるような値動きを見せています。上昇の全戻し、と言った状況に陥らなければ、先週12日の安値切り上げが確実となり、上昇トレンド転換の確実性が増します。

ただし6月以降の上昇局面を振り返れば6,800ドル付近が硬い天井として控えています。6~7月に複数回上方ブレイクをトライしたにもかかわらず6,800ドル付近の天井に跳ね返されており、今週の上昇も6,800ドル付近到達後に本当の勝負が始まります。

6月初旬から1か月以上6,800ドル付近を天井とするレンジ相場を形成しているため、ブレイクするような値動きとなれば大きな上昇となる可能性はあります。しかしながら過去何度も跳ね返されている天井であり、簡単に超えるのは難しい、との認識を有すべきです。


・BTC/USD週足チャート

WeeklySweetBandで見るBTC/USD市場

BTC/USD市場をWeeklySweetBand(WSB)で見ると、16日(月)の上昇は今週の上方に存在するWSBに当たり上昇が止まった状態です。

月曜の段階で週のWSBに向かう値動きが生じてしまった、と言えます。6月以降は1週間にWSB2つ分を抜ける値動きは生じておらず、これまで通りの値動きとなると、今週17日以降の値動きはそれほど生じない可能性が高い状態です。

しかしながら大きな値動きが生じることになれば、もう1つ上に存在するWSBが7,100~7,200に存在しており、天井の6,800ドルを一気に上方ブレイクする値動きが生じる可能性も。

連休明けの今週は、月曜の急騰を受けこれ以上の値動きが生じるかどうか、という視点でまずはとらえる必要があります。

まとめ

4時間足や日足で見るとBTC/USDの安値は確実に切りあがっており、今後の上昇トレンド入りの可能性が高まりつつあります。

しかしながら6,800ドル付近の天井は非常に硬い、という認識が必要です。16日(月)の急騰により、幸先良いスタートを切ることになった今週のBTC/USDは、6,800ドル付近でどのような値動きを見せるのか、という点に特に注目したいと思います。

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