手法以外に最初に知っておきたいFXの基礎知識

手法以外に最初に知っておきたいFXの基礎知識

FXを始めるにあたり、最初の段階で知るべき手法以外の基礎知識をまとめました。

FXは土台を作り上げることが大切です。手法には直接関係ない内容ばかりですが、手法以外の部分が手法と同じくらい、いや手法以上に大切なのもFXと言えます。

FXについて手法意外の知っておくべき内容についても、手法に対する興味と同じくらいの興味でご覧ください。

そもそもFXとは?

FXとはForeign Exchange の略字で海外ではFOREXとも言われます。日本語では、「外国為替証拠金取引」が正式名称です。まずは「外国為替」から解説します。

海外へ渡航する場合、銀行で渡航先の国の通貨へ手持ちの「日本円」を換金しますが、それは「2つの通貨間の取引」という事でこれも「外国為替取引」なのです。

「外貨」へ換金する時の「レート」と帰国した時の「レート」は異なっています。よって必ず「差益、差損」が生じます。また手数料も引かれています。従って大枠では全く同じなんですが「レバレッジ」という仕組みを導入して小さい為替変動でも、「為替差益」が得られるのがFXという「金融商品」なのです。

また「外貨預金」というのもあります。これも「外国為替取引」の一種で、この場合は「金利差」を期待していますす。FXでも「スワップ金利」で利益を獲得する事ができます。このようにFX以外の「外国為替取引」も存在します。

その中でもFXは「ハイリスク、ハイリターン」の投資方法と位置づけられています。「レバレッジ」と言ってみれば「魔法の杖」で用意した資金の何倍もの「仮想的お金」で取引して、莫大な利益を得る事ができる、そういう仕組みを実現しているのがFXです。同時に多額の「損失」を生む可能性もある事を十分に理解して下さい。

FXは何から勉強すればよいのか?

FXは「ハイリスク・ハイリターンな金融商品」である事をまずは認識する必要があります。FX自体の前に「投資」というものに関しての認識、知識も必要です。

「投資」は「ギャンブル」とは異なります。運用方法次第で「リスク」をできるだけ抑えて安定した利益を積み上げる事も可能です。従ってまずは「投資」という枠組み、「株」、「先物」、「FX」という事でそれぞれの特徴、違いなどについて概要を知りましょう。

その下準備ができれば、次は分析手法の勉強です。「ファンダメンタル分析」、「テクニカル分析」という言葉は耳にした事があるかと思います。

いずれも重要ですが「ファンダメンタル分析」というのは、世界で起きている政治・経済・紛争・自然環境に関する事象など様々な事柄が絡みます。

まずは「必要最低限」な情報ソースを自分で決めましょう。FXでは特に「経済指標発表」というスケジュールがほぼ毎月決まっています。指標をきっかけに大きく動いていく事が多いため、まずは指標発表の日時とその内容(特に重要度)から押さえましょう。

「テクニカル分析」についても基本から入るべきです。「FX用の分析」ではなく歴史のある「株価の見方」から勉強したほうが分かりやすいと言えます。ローソク足の見方などから始めるとよいでしょう。


正しい勉強で正しい知識を身に付けること

FXに対する心構え

トレード前には「ファンダメンタル情報」のチェックは必要です。しかしながら「最終判断」は自分で行うべきです。

どんなに突発的な大事件があっても「ファンダメンタル情報」は最終的には相場の動きの中へ取り込まれます。個人投資家がその情報を知った時には、既にマーケットは「織り込み済み」である事が多いです。

個人トレーダーのレベルではいかんともしがたい事実であり、知った時にはもう遅いのです。しかしながら以前に比べるとインターネットの普及により、機関投資家と個人投資家の情報量の差は非常に少なくなっている、というのも一面の真実となります。

最近は「投資情報」は検索すれば数多くの情報が入手できます。そしてどうしても、それぞれのサイト情報をどうしても読んでしまいます。しかしながらそういった情報は正直な所、ほとんどトレードには直接役には立ちません。「遮断」すべき情報とも言えます。

まずは全ての回答は「チャートにある」と信じて、自分の手法を信じてトレードに挑むのが先決。最低限の知識を得た後は、経験を積むほど正しいトレードの答えは自分の中にあるようになります。

テクニカルが効く相場でトレードする

FXのテクニカル分析手法は数多くあります。まずは「基本」を押さえましょう。「基本」というのはどこでも手に入れる事ができます。インターネット上からでも、一般書籍からでも手に入ります。

「投資」の勉強をしていくには相応の資金は必要ですが、まずは最低限のものから揃えましょう。「インターネット」を使ってトレードをするのが当たり前の時代ですから「パソコン」や「光回線」などのインターネット環境を充実させるのにも費用がかかります。初心者の段階で投資を惜しんでスマホのみでトレードをするのは、自殺行為と言えます。

最低限の準備ができて、さらに基本的なトレード手法を学んだらまずはデモ口座を利用して実践してみる事ですね。

「止まったチャート」をいくら眺めていても「相場観」は上達しません。実際のトレードでは、うまくいく時とそうでもないとき、全くダメな時があるのは分かってきます。

FX初心者はすぐに「このトレード手法は使えない」と簡単に諦めてしまいます。ここで「ちょっと待った!」と立ち止まるべきです。どのような相場でも通用する手法などありません。

「相場」は様々な顔を持っています。会得すべきことは「通用しない、ダメ」というマイナス思考ではなく、「どういう相場なら使える」のかを学んでいくべきです。

裁量トレードにおけるルールとは?

トレードの教科書には、必ず「ルールを守れ」と書いてあります。

確かに決められた事なので「ルール」なのですが、一般的に「ルール」というのは「禁止事項」である事が多いのです。

「社会のルール」、「道徳的なル―ル」というと「ウソをついてはいけない」、「騙してはいけない」、「脱税してはいけない」等、様々あります。「FXトレードのルール」でも「法律上の禁止事項」、「証券会社の約款」、個人トレーダーは全て「受諾」しなければトレードを始められません。

一般的に「トレード・ルール」と呼ばれるものは「ある手法」の「戦略」、「戦術」、に拘わる事でしょう。そしてもっと前向きになれるものです。

つまりはその「戦略」、「戦術」に従ってトレードすれば「勝てる」という事です。ルール、ルールと自分を縛りつけて萎縮してしまって、トレードに勝つどころではなくなります。

裁量トレードはシステムトレードとは異なるため、ルールとは言ってもケース・バイ・ケースの余地は大きいと言えます。自ら守ることのできるルールを作ることが、FXで勝つためには必要不可欠となります。守れないルールであれば、全く不必要であり、寧ろトレードの邪魔となります。


守れないルールは意味がありませんよ

まとめ

FXを始めたばかりの際は、どうしてもトレード手法に目が行きますが、上記で解説の心構えの部分とルールの部分は、早い段階で認識すればFXトレードの上達がスムーズになります。

足元を固めなければ、物事が崩れるときは一気に崩れます。FXでは特にその傾向が強いと言えます。

基礎的な部分をしっかり理解した上で、FXに取り組むようにしたいものですね。

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