自分をしっかり持つ大切さ、他人の意見に惑わされないこと

自分をしっかり持つ大切さ、他人の意見に惑わされないこと

トレードは完全に自己責任の世界です。よって有名人の意見であろうと、最終的には自身で意見を採用するか否かを判断する必要があります。

自分をしっかり持つことが、FXトレード上達には必要不可欠となります。またそれがトレード上達の近道ともなりますよ。

他人の意見に惑わされてはいけない

FX初心者はどうしても、その世界で権威のある、肩書きのある人の意見を鵜のみにする傾向があります。

元証券会社のトレーダー、某銀行のディーラー等々、言い始めるときりがありません。ただし金融機関の出身と言っても、アナリスト・自己資金のディーラー・顧客の注文を繋ぐディーラー等、その職種は様々です。

よって実は前職の際に自らの資金でディーリングをしていなかった方も、中には存在します。最終的には自己資金をリスクにさらす投資家としては、本当に役に立つ情報なのか、十分に吟味する必要があるのです。

FXトレードの世界では秒単位で相場は激しく動く事もあります。そもそも長期の予想は、特にデイトレードを基本にする人にとってはどうでもいい事とも言えます。寧ろそのような情報によって惑わされるケースも頻発します。例えば有名人が言っていたから、と損切せずにポジションを引っ張ってしまうことを、初心者はよくやってしまいます。

必要なのは、今相場はどうなっているのか自分自身で見極める事であり、リアルタイムでの分析が必要不可欠なのです。

答えを出せるのは自分自身でしかなく、他人の情報を頼りに大事な資金を使う事はナンセンスだと思いませんか?

他人の意見に惑わされず自らの努力で本物の情報をつかむことこそが、FXトレードで成功する秘訣です。


自らしっかりとした柱を立てることが一番大切

トレンドの考え方について

「Trend is your friend」という言葉があります。いわゆるトレンドフォローの考え方で、いってみれば「勝ち馬に乗れ」的思想です。

「トレンドが発生したらその向きに乗ればOK、後はどこで乗るかだけ」と言ってしまうのは簡単です。FX初心者はこのようないわゆる「王道」的手法を良く耳にし、刷り込まれていきます。そして「ダウ理論」、「グランビルの法則」といった金融の世界で語られる法則性についても見聞きする事でしょう。

このような「教科書的情報」は知っておくべき事柄ではあっても、そのまま直ぐに活用できるわけでは無いという事です。

「ほら、ここでトレンドが発生しているよね。」と、チャートを見て説明されれば納得はいきます。

ところがそれは“これまでのところは”です。それが今後も継続してくれるのかどうか、誰も保証はしてくれません。マーケットの動きについては何かしらの法則性は必ず存在します。ただそれは終了したマーケットの分析ではっきりする事であり、いわば時間かければ誰でも”一角の事”は言えるのです。

その法則性に基づいて今後もそれが継続していく、という保証はどこにも存在しない事を十分理解する必要があります。教科書の内容は知っていて当たり前、ただし実際にFXで勝つためには教科書の内容を知っているだけでは勝てません。学校のテストに似てますね。

マーケットは今も動います。問題は昨日までの動きではなく、これからどうなるかです。簡単にトレンドに乗る、と言われますが、トレンドの把握の仕方かた乗り方、そして下り方まで、非常に奥が深く本来は一言で表現することのできない世界です。

マーケットは予測できない?

「マーケットの動きなど予測できない、だから予測してトレードなどしない」、というトレーダーがたくさんいます。

ただし冷静に考えて「予測しないでどうやってトレードするのか?」と思いませんか?FX初心者であれば尚更です。

「予測」という事についてもう少し、突っ込んで考えてみる必要があります。確かに今の状態からレートが上がるのか、下がるのか、それは五分五分です。その予測は流石にできません。予測するのは、「その先」なのです。

つまりは一旦どちらかに動いて反転する、或いはさらにトレンドが継続してそのまま上昇・下降する、その“分岐点”はある程度は予測できるという事です。サポート&レジスタンス、ボリンジャーバンド、PIVOT、Fibonacchiなどを使用して分岐点を見極める手法はあります。

重要な事は動きの第2段階、第3段階を予測することが大切という事なのです。したがってトレードの仕掛け方についても考え方に違いが発生します。つまり次の動きを予測するのであれば、指値や逆指値で予約注文するという事になります。これは立派な予測してのトレードとなります。

利用する方は少ないのですが、指値・逆指値を利用してのトレードは予測に基づいて、焦らずトレードできるので、特に初心者の方には有効に機能するエントリー方法となります。

リスク管理とドローダウン

FX初心者の方で、「そのシステムではドローダウンはどれ位ですか?」という質問をされる方があります。初心者ではなくても特に自動売買のバックテスト結果として算出されるものなので聞いてもおかしくはないですが、裁量系のトレードではナンセンスです。

なぜなら、どれだけのリスクを許容してトレードするのかは、自分自身で決める事なのです。あるシステムの「成績表」として、勝率、プロフィットファクター、ドローダウン等を知りたがるケースが多いのですが、実は一番大事なのは、Expected payoffというものです。

1回のトレードでどれだけのリターンが期待できるのか、という指標です、期待値と言ってもよいです。

MT4の自動売買のバックテスト結果にも出てきます。これと勝率が分かればそのシステムを使ってどのように資金管理していけばよいのか、トレード・ロットも含めてリスク管理ができます。

「なんだか難しそう」と言われるかもしれませんが、これがいわゆる資金管理・リスク管理であり、トレード技術の前に必ず学ばなくてはならない最重要事項なのです。

ここまで学べば、あとはドローダウンをどこまで許容できるかを自身で算出してトレードに挑むことで、着実にトレーダーとしての第一歩を踏み出すことができます。

まとめ

FX初心者は株の銘柄当てのように、どの通貨ペアが上昇しそうか、との点でFXを考え、有名人の言葉を信じてそのまま含み損を抱えてしまうケースが少なからずあります。

トレードは本来完全に自己責任の世界です。よって有名人が何と言おうが、最終的な責任は自分自身が取ることになります。情報を集めること自体は何ら悪いことではありませんが、それを鵜呑みにするのではなく、自分自身のフィルターを必ず通す必要があります。

自分をしっかりと持った上でトレードすることが、FX上達の着実な一歩となります。予測は当然はずれることはありますが、それは有名人でも同じことです。自身の判断に自信をもって、外れれば損切を入れる、この繰り返しで少しずつノウハウと経験を蓄積することで、自分自身のトレード手法が完成することになります。

時間がかかりますが、それが実はトレード上達の近道になりますよ。がんばりましょう。

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