FX初心者のFX口座・FX会社の選び方をアドバイス

FX初心者のFX口座・FX会社の選び方をアドバイス

FXが始まった頃に比べると、現在ではFX会社のサービスも洗練され、会社毎のサービスの差も少なくなっています。

しかしながらネット証券に比べると、依然FX会社間のサービスは会社や口座によって大きな違いが存在しています。

今回はFX初心者がFX口座やFX会社を選ぶ際に注意したい点等を解説いたします。

①リスクの少ない投資から始めること

FXを始める際は「デモ口座」を活用する事が先決です。「トレード手法」を試すという大前提もありますが、その前に確認する事が沢山あります。

「売買プラットフォーム」と呼ばれる「売り、買いのツール」に慣れる事も大変重要です。慌てて「売り」と「買い」を逆に入れることが発生したり、「予約した注文レートが間違ってしまっていたり」という単純なミスは慣れないと、意外にしてしまいます。

しかし「デモ口座」にも限界があります。残念ながら「投資の実践」に際しては、「デモ口座」と「リアル口座」(ライブ口座)ではは心の持ち方(=マインド)に雲泥の差が生じます。

よって「デモ口座」を卒業しても「リアル口座」に移行するには、「慣らし運転」から始めましょう。

「レバレッジ」はできるだけ低く押さえてリスクを抑えるべきですし、可能であれば「マイクロ・ロット口座」も活用しましょう。

マイクロ・ロットとは「0.01ロット=1,000通貨単位」からトレードできる口座です。最近使えるFX会社も増えてきました。「証拠金」も少なくてすみます。

そして証券会社も複数契約して「トレーディング・プラットフォーム」について、比較検討するべきです。

自分が一番見やすく且つ使いやすいものを選択しましょう。そして分からない事はできるだけFX会社にに直接聞く事をお勧めします。

②システィマティックなトレードに専念すること

裁量トレードであってもできる限りはシスティマティックなトレードを継続するよう心がけましょう。

「システィマティック」とは「あるトレード手法」で決められた「トレード・ルール」に完全に従う事です。システムトレードとは若干ニュアンスが異なりますが、ルールに基づくトレードとの意味となります。ルールに基づくトレードを行わないと、初心者でFX口座を開設しても、アッと言う間に資金を無くしてしまう方が多い現実が存在しています。

できるだけリスクを抑えて負けが込んだとしても、「一定のルールに従った結果を残す」事を心がけること。
そうしないと、次の口座へ移っても前の経験が何も生かされません。ただ「負けた」現実しか残らず、無駄な繰り返しに陥りがちです。

また可能な限り「どのようなトレード手法で、どの程度のリスクを踏まえてトレードしたのか」と記録しておく事をお薦めします。過去のトレード記録にこそ、自らのトレードを上達させるためのヒントが隠されています。

「トレード」とは自分の決めた「ルール」を繰り返し行う事です。その都度手法を変えたり、全く何も考えずにエントリー、決済、損切りを行っていては何もステップアップしません。また同じ所をグルグルと回るだけの結果に終わってしまいます。

トレード技術は「イメージ力」です。相場の動き方をどれだけ「パターン認識」できるかとも言えます。その過去の履歴は自分で体感して初めて残ります。そしてリアル口座でのトレードこそ、自分の中に残ります。

従ってできるだけ同じ条件、同じFX口座で、同じ手法を何度か繰り返し実践する事が、今後の自らの「トレード・マインド」形成の足がかりになります。


トレード記録を取ることもトレード上達には必要不可欠

③口座は複数で運用するべきか?

FX初心者は最初の段階では一つの口座に集中するべきです。

資金に余裕があり、トレードも十分慣れてくれば「裁量用」、「自動売買用」に分け、また「裁量用」でも「スイング・トレード用」、「デイトレ用」、「スキャルピング用」、或いは「スワップ金利狙い用」などと分けて運用していく事もオススメできます。また「リスク分散」(ポートフォリオ)の考え方としても成立します。

ただし初心者では、そこまで管理しきれないでしょうし、多方面に手を出すより、1つの手法でも継続的に勝てることになることが先決です。

まずは一つのFX会社の一つの口座に集中して、トレードするべきです。そしてそのFX会社が示している「スプレッド」に関して公言している通りなのか、「約定力」はどの程度なのかをまずは「体感」する必要があります。

「約定力」については比較してみないと分からない面がありますが、まずは前提として同一口座で日常的に大きな違いがないのかを確認しましょう。

時間帯により「スプレッドの開き」や「いわゆる「オフ・クオート(Off Quote)」についても何度か体験しているとその差が分かるようになります。

また特定の「経済指標発表」前後でどれだけ「スプレッド」が開くのか、一日で差が大きい時と小さい時はいつなのか、自分自身でチェックしましょう。

利用しているFX会社のサービス内容等に特に不満が無いようなら、そのまま継続利用すればよいですし、不満な点があるようなら別のFX会社に乗り換えることも検討しましょう。ただし乗り換えるにしても、ある程度リアル口座での売買を行い、それぞれのFX会社の使用感を掴んだ上でないと、何も前進はありませんので、手法同様FX会社も使い込むとのスタンスが必要となります。

④FXデモ口座とFXリアル口座(FXライブ口座)の違いについて

FX初心者の方はまずは「デモ口座」を試すべきです。契約の前にその証券会社の「トレーディング・プラットフォーム」の使い勝手について習熟するという観点で必要な措置です。

問題は「デモ口座」と「リアル口座」が同等の内容となっているかです。実際のFXトレードで一番の関心事は「スプレッド」と「約定力」です。

「デモ口座」と「リアル口座」ではまず100%、サーバーが異なります。「レート情報」の元が同じであってもその後の処理系等は全く異なると考えた方が無難です。

「レートの乖離」、「スプレッドの乖離」、「Off Quote 」などのタイミングも異なるでしょう。

「自動売買ソフト」のテスト結果が異なる場合も多く、上記の要因が少なからず関係していると考えるのが妥当です。「リアル口座」では条件が悪くなる訳ではありませんが、デモ口座とリアル口座では様々な差異がしばしば生じます。

実際問題としては「スプレッドの開き」や「Off Quote」問題は、少額のFXリアル口座で体感するのが最善となります。

いずれにしてもFX会社が前提として提示しているトレード条件(スプレッドなど)について、しっかりと守られているかどうか、自ら確認することが必要となります。

⑤情報収集を行うこと!

FX初心者の方はFX会社の口座を開設後、まずはできるだけ得られる情報をそこから収集しましょう。

「情報」といってもまずは自身の「資金管理面」の情報から。「証拠金維持率」、「ポジションをとった場合の表示方法、例えば実際の金額=円建てであれば「XX円」と表示されますし、pips表示に切り替えられる場合もあります。さらには「スプレッド表示」も確認の必要があります。

「変動スプレッドのFX口座」を選択していれば、「アスク価格、ビット価格」は常にチェックしましょう。チャートによってはスプレッド自体をリアルタイムで表示するものもあります。

FX会社が採用している「売買プラットフォーム」次第ですが、「各種アドオンソフトウェア」が無料で使える場合があります。

「資金管理」面で有効なものもあります。さらには「経済指標発表」のタイミングを表示出来たり、為替相場に影響するようなニュースもリアルタイムで表示できるものもありますので、できるだけ有効活用すべきです。

トレードは「情報戦」です。内部情報=自己資金の管理情報、外部情報=ファンダメンタル情報、をしっかりと得られているか、その上でトレーディングテクニックも成立すると言えます。


どんなFX会社やFXツールも自分で使って初めて見えることが多い

まとめ

FX初心者の場合、キャンペーンで口座開設したから等の理由だけで、FX会社を決めそのまま利用のケースが思いの他多くなっています。

大手の場合、約定力とスプレッドにそれほど大差はないため、実際のトレードに大きな影響はない場合もありますが、情報量は各FX会社によって大きく異なります。よって過去からの経緯のみでFX会社を利用しているのなら、一度自らのタイプや情報量から、自らのトレードスタイルに合うFX会社を探す努力も行うべきです。

トレードにストレスは付き物ですが、自らのタイプにあうFX会社を選ぶことで、FXトレードのストレスを軽減させることに繋がります。

一度自らに合ったFX会社について、ジックリと考えてみてはいかがでしょうか?

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