FXを始める際の心構え、他力本願では勝てない

FXを始める際の心構え、他力本願では勝てない

FXなら簡単にお金儲けができる?そんなイメージが今も、根強く残っています。

しかしながらモニターの向こうには、プロの機関投資家が重武装して待ち構えており、軽い気持ちで初心者が勝てるような甘い世界ではありません。

FXを始めるにあたり、知っておきたい心構えなどをお話しします。

FXを始めるにあたって

FXトレードを始めるにはFX会社に必要な書類(身分証明など)を提出して口座開設を行い、「証拠金」さえ口座に入金すればトレードが開始できます。

ただしFXに関して何も知らずに開始してしまうのであれば、正直な所、宝くじを購入するほうが、儲けられる可能性があります。

FX初心者はまず、投資とは何なのか、FXと株取引、先物取引などとは何がどう違うのか等、必要最低限の知識を得ておく必要があります。

FXトレードは日本語での正式名称は「外国為替証拠金取引」となります。証拠金=用意した資金をそのまま現金で売買する、と考えればで分かり易いですね。FXトレードでは自分の資金は、「証拠金」としてFX市場でしか通用しない単位の通貨に変換されます。

従って預けた資金が円、ドル、ユーロであっても関係ありません。具体的には、例えば日本円で1万円がFXのマーケットでは100通貨単位、というものに変わります。

更にFXではその100通貨単位をそのまま運用する事は無く、何倍かに増幅して(レバレッジ)トレードができます。レバレッジ=10倍であれば1000通貨単位となります。尚、2018年2月時点では日本でのレバレッジは最高25倍(個人口座)となっています。


FXにも事前準備は必要不可欠

レバレッジについて

FX初心者はレバレッジを十分に理解する必要があります。預けた資金をそのまま運用するだけでは、1銭動いても文字通り1銭の儲けにしかならないのです。FX会社のスプレッドを差し引けばマイナスになってしまいますね。

このレバレッジという“魔法”があるからこそFXトレードでは、数銭動いただけでも何倍もの利益が得られるのです。ただしそれはそのままリスクとのトレードオフの関係になっている事も忘れてはなりません。

用意する証拠金が少なければ、いわゆる「証拠金維持率」が大きな比率となります。
損切りをためらうと、あっという間に資金が底をつく事にもなります。

自らの資金、レバレッジ比率、さらには何ロットでトレードするのか等の、資金管理を行い可能な限りリスクを抑えたトレードを心がける必要があります。
以前はレバレッジは100倍、200倍、400倍、という高倍率でトレードできましたが、日本国内では2018年2月現在、個人トレーダーは25倍までという規制が導入されています。従ってハイレバ取引というギャンブルはできなくなりました。ただし投資の観点では、それは健全な姿であるとも言えます。

最大の関心事は手っ取り早く儲けること?急がば回れ

FX初心者にとっての最大の関心事は、どうしらた手っ取り早く儲けられるのか、
という事に尽きるのではないでしょうか?

インターネットで販売されている「FX情報商材」というものを高額で購入してガッカリされる・・というケースは後を絶ちません。FX情報商材が全てダメだとは言いません。
ただこのような中身の見えない情報を購入する前にネット上では、無料で多くの有益な情報が手に入ります。また本屋で販売されている書籍であれば、少なくとも中身を見ることができます。

FXで必要な情報、テクニカル分析手法などは、全て歴史ある株取引から拝借しているに過ぎません。従ってFX限定の本でなくても、株取引の基本知識、分析手法などでもよいと言えます。かえってそのほうが、投資一般の知識が得られてFXと何がどう違うのか、との比較もはっきりと見えてくのではないでしょうか。

FXマーケットは取引高の比較で言えば株の比ではありません。毎日25兆円とも言われる取引がなされています。そのような巨大なマーケットに立ち入るには、当然のことながら十分な知識を身につける必要があります。

他力本願では相場で勝てない

FX初心者は楽して儲けたい一身で、自動売買にも手を出してしまう傾向にあります。完全に他力本願ですね。。。

うまくいけばそれに越した事はありません。ただし少々待って下さい。自動売買で恒久的に儲けた話など存在していません。今や金融の世界ではスーパーコンピューターを当たり前に使用する時代です。

普通にインターネット上で販売されているような、最近の相場状態にだけ合わせたような自動売買ソフトで太刀打ちできると思いますか?

答えはNOです。あったとしても販売されないでしょう、残念ながら。販売される自動売買ソフトは必ずバックテストというもので過去の成績を主張します。過去の結果は今日からも通用する保証には全くなりません。

相場は生き物です。決して同じ動きは繰り返しません。コピートレードも完全に人任せです。その元になっている自動売買ソフトなり、”プロトレーダー“に依存しているため、一旦、おかしくなれば制御不能となり、大損しかねません。

そもそも他人の判断に自らの資金を委ねて、大きな損失を計上した時のストレスに耐えられますか?

トレードは自己責任で行うもの、という事を肝に銘じてください。

まとめ

為替市場は多くの機関投資家が、高性能コンピューターで装備した上で戦いに参入している市場です。

そんな市場にFX初心者が軽い気持ちで何の準備もなく参入すれば、あっと言う間に多くの資金を失うのは道理と言えます。少なくとも事前の準備は必要不可欠となります。

FXは簡単に儲けられる、との間違ったイメージが今も残っていますが、決してそんなことはありません。簡単に手早く儲けたい、との気持ちでFXトレードに取り組もうとするなら、一度立ち止まって、本当にFXがしたいのか、単に手早くお金儲けをしたいのか、考えてみてはいかがでしょうか?

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