ビットコインETFの判断が9月に延期され仮想通貨が急落

ビットコインETFの判断が9月に延期され仮想通貨が急落

8月に予定されていたSEC(アメリカの証券監視委員会)によるビットコインETFの承認判断が、9月に延期されることが決定。

その結果ビットコインを始めとする、仮想通貨が軒並み急落しました。ビットコインに限れば単に7月の上昇分がなくなっただけ、とも言える急落ですが、9月のSECの判断で再び仮想通貨は大きな値動きを見せる可能性が高いと言えます。

SECがビットコインETFの可否判断を9月に延期

7月の仮想通貨市場を押し上げた大きな要因が、CBOT(シカゴ・オプション取引所)によるビットコインETF組成の申請です。

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既にビットコイン先物を上場し、実際の取引が行われているCBOTによるビットコインETFの組成については、他の申請者と異なり、承認を期待する声が多く聞かれました。

SECはビットコインETFの承認を8月に判断するとしており、SECがどのような判断を下すのか、注目を浴びていました。

しかしSECは8月7日、COBE分を含むビットコインETFの承認判断を9月30日まで延期すると発表。ビットコインETF承認の期待感から先行して上昇のビットコインを始めとする仮想通貨にとって、SECの決定はネガティブサプライズとなり、各仮想通貨は急落しました。

ビットコインは6月の安値こそ下回りませんでしたが、7月分の上昇の殆どを吐き出し、再び6月の最安値更新の可能性も生じる程の下落となりました。


・BTC/USD週足チャート
※チャート画像はCrypto-Xを利用(以下同様)

引き続きSECの判断に振り回される相場が続く見込み

今回SECはビットコインETFの承認判断を9月末に延期する、と発表したのみで、ETF承認の可否自体についてはコメントしていません。

単に延期したのみなのか、仕切り直しなのかは、外部からは伺い知ることはできません。8月に判断しようとしたものを9月に延期しただけ、とも言える状態です。

ただし間違いなく言えることは、市場はSECの判断を見守っている。という点です。7月の上昇を演出したのがビットコインETFの承認に対する期待であり、今回の下落はビットコインETFに対する期待感が剥落した状態、とも言えます。状況をまとめると下記となります。

・7月 ビットコインETFの承認申請 → ビットコイン上昇
・8月 ビットコインETFの組成可否判断を9月に延期 → ビットコインの7月分の上昇を打ち消し
・9月 ビットコインETFの承認可否判断 → ?

7月にETFの期待感で上昇したビットコインですが、今回のSECの延期発表で、期待感が剥落し下落しました。ただし価格的には、7月の上昇分がなくなったのみです。

よって9月のSEC判断によって、ビットコイン価格が再び大きく動く可能性があります。9月のETF可否判断までのビットコインの値動きまでは分かりませんが、7月・8月の値動き及びその背景を考えると、9月のSECの判断もビットコインに対する価格影響力が大きなものになると考えざるを得ません。

リップルの下落が激しい

大幅に下落したとはいえ、ビットコインは6月の安値を更新するほどの下落ではありません。しかし今回の仮想通貨の下落は、ビットコインに留まらず他のアルトコインにも大きな影響がしょうじています。

特にリップル(XRP)は大きな下落を見せ、XRPは6月の安値どころか、4月の安値も更新しました。スピーディーに国境を超えた決済を実現するXRPは、一部ではビットコインを超える期待感のある仮想通貨して知られていました。しかし今や昨年の期待感は、価格面からは見るも無残な姿です。


・XRP週足チャート

今回SECによる判断の先送りが、仮想通貨の急落を誘発した形となりました。9月に判断が下される際には、今回の以上の値動きが生じても不思議ではありません。

9月のSECの判断まで、仮想通貨市場自体が停滞する可能性もあります。9月末に予定のSECによるビットコインETF承認の判断は、今回の下落もあり、これまで以上の注目を浴びることになりそうです。

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