出来高で見るBTC/USD市場の見方、遂に底入れか?

出来高で見るBTC/USD市場の見方、遂に底入れか?

6月末からのBTC/USDの上昇は、2018年のこれまでの上昇とは明確に異なる面があります、それが出来高の増加です。

足元の出来高の状況を確認するとともに、出来高をトレードに利用する際の注意点を解説します。

出来高があるビットコイン

共通した取引所経由で取引がなされていない為替には、出来高という指標が存在しません。為替先物の場合は出来高が存在しますが、通常の為替取引=FXの場合は、出来高が存在しません。

しかしながら、各取引所で取引されている仮想通貨には出来高が存在します。よってどの時間のどの価格帯で売買が積極的になされたのかを、明確に表すことができます。

出来高からは金融商品をトレードする際の、大きなヒントを得る事ができます。一方で出来高が存在しないFXは、トレードが難しい、と言われることもあります。そしてビットコインを始めとする仮想通貨は出来高が存在するので、先物や株式の取引同様に出来高というヒントを得た上で、トレードが可能です。

7月23日の週に5月以降最大の出来高を記録したBTC/USD

下記のBTC/USDの週足チャートをご覧ください。


・BTC/USD週足チャート(チャート画像はTradingViewより、以下同様)

2018年の下落相場の中で、出来高も徐々に減少していることが分かります。押し目の部分で、下落傾向の出来高も一旦上昇している部分は非常に興味深いですが、概ね価格の下落とともに出来高も減少しています。

そんな中で価格自体は6月18日と翌25日の週は安値を更新せず、一旦底打ちの可能性が生じていました。ただし引き続き出来高は下落しており、底入れの可能性はあるものの、依然として再度下落リスクのある状態と言えました。

しかしながら7月16日、そして23日の週はローソク足で陽線を形成し上昇したのみならず、出来高も回復。23日の週は5月以降では最も多い出来高となり、出来高の観点からも反転について自信を持つことのできる状況となりました。

今週は8月1日(水)までは下落が続いており、週足で陰線を形成中です。しかしながらこれまでの値動きの観点及び出来高の観点から、押し目を入れている、と考えることができます。実際に安値の更新はなされていませんし、出来高も先週及び先々週を大きく下回っている状態で、下落のエネルギーは強いとは言えません。

日足での出来高

日足チャートに出来高を加えたものが下記となります。


・BTC/USD日足チャート

直近で最安値を付けたのは6月29日です。その後、徐々に価格は戻るものの、出来高は横ばいで推移していました。

そして7月17日に出来高の急増を伴い、価格は急騰。6,700ドル台から7,300ドル台に一気に600ドルの上昇を見せました。

更に23日、24日も再び出来高が急増し、それに伴い価格も上昇。これまでの2018年の下落相場の中で単発で出来高が急増し、一旦反転するケースは2月及び4月にもありましたが、反発後に繰り返し出来高の急増及び価格の上昇が生じるのは、2018年に入って初のケースです。

よって出来高という観点で、今回の6月末からの上昇については、2018年内にあった上昇とは様子が異なっています。

確かに今後、再び下落する可能性は有しています。しかしながら出来高という観点から、今回の上昇はこれまでの上昇とは違っている、という点は踏まえた上で今後のBTC/USD市場を考えるべきです。

まとめ及び出来高の注意点

出来高はトレードを行う際に、有力なヒントを得られるツールです。今回のBTC/USDの上昇についても、少なくともこれまでの年内の上昇とは異なる上昇、というアラームを発しています。

ただし出来高といえども万能なツールではありません。確かに値動きベースのテクニカル指標に比べれば、状況を選んでアラームを発しますが、当然ダマシも発生します。まして統一された取引市場の無い仮想通貨では、出来高自体も大口の注文一つでコントロールできてしまいます。

よって出来高であっても、トレードのヒントを得るための1つのツール、というクールな視点も必要不可欠です。出来高が増えているからこの先上昇を続ける“ハズ”と信じきり、逆行しても損切をせずにポジションを持ち続ければ、悲惨な結果しか残りません。

BTC/USDを始めとする仮想通貨トレードの際は、有効に機能する出来高を値動きとともに見ながら、足元の市場の状況について冷静に見守りたいものですね。

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