ビットコインETFの承認なるか?ビットコイン価格が7,000ドルを突破

ビットコインETFの承認なるか?ビットコイン価格が7,000ドルを突破

ビットコイン価格が6月以来の7,000ドルを回復。価格急騰の背景としてCBOEによる、ビットコインETF組成申請があるようです。

過去何度も否決されてきたビットコインETFについて、今回はビットコイン先物上場の実績を有するCBOE(シカゴ・オプション取引所)のETFは認められるのでしょうか。

8月上旬とも言われるSEC(米国の証券取引委員会)の判断が、ビットコインの価格を大きく揺らすことになりそうです。

7月17日にビットコイン価格が7,000ドルを回復

ビットコイン(以下、BTC)価格が7月17日(火)に7,000ドルを回復しました。既に16日(月)に300ドルを超える上昇を見せていたBTCですが、翌17日も500ドルを超える上昇を見せた結果、6月以来の7,000ドルを回復。

2日で約1,000ドルの上昇を見せており、2018年に入り低迷が継続していたBTCにとって、久しくない明るい話題が提供された形です。


・BTC/USD日足チャート
※チャート画像はCrypto-Xを利用

CBOEによるビットコインETF組成の動きが明らかに

BTC上昇の背景の大きな理由として取り上げられているのが、CBOE(シカゴ・オプション取引所)による、ビットコインETFの申請。既にCBOEは昨年12月にBTC先物を上場させており、CBOEによるBTCに対する取り組みは次の段階に進んでいると言えます。

投資商品として見た場合、先物は機関投資家を中心とするプロ投資家が取引対象とする投資商品です。一方でETFは元来、個人投資家の資産形成を目的に組成されており、購入されたETFは長期間に渡り保有され、また個人投資家の莫大な資金が流入する可能性があります。

2018年に入り下落トレンドが継続するBTC価格ですが、価格下落の要因の1つに、ニューマネーの流入不足が挙げられます。2017年に急騰したBTCですが、2017年の特に後半にBTC取引に参入した投資家の多くが含み損の状態です。また価格の下落が継続の結果、BTC市場にニューマネーが入っていません。更には仮想通貨取引所大手のBitFlyerは金融庁の検査の結果、体制面の整備がなされるまで新規投資家の受入の中止しており、BTC市場にニューマネーの入る余地が殆どない状態が継続中です。

ビットコインETFの組成がなされれば、BTC市場に個人投資家のニューマネー流入経路が確保されます。よって気の早いBTC市場は一足先に上昇して、ビットコインETFの認可の可否判断を待つことになりました。

過去のビットコインETFは申請却下の歴史

ただしビットコインETFの申請は過去何度かなされており、その都度SEC(米国の証券取引委員会)が組成を却下してきた歴史を有しています。

今回はCBOEが先物上場の実績を持って、ビットコインETFの申請を行っており、これまでの申請者とは確実に趣を異にしています。またSECはビットコインETFに対するパブリックコメントの募集も行っており、パブリックコメントも踏まえた上で可否判断を行うスタンスです。

尚、各ニュースサイト等の情報によるとETFの可否判断が行われるのは8月上旬(8月10日前後)と報じられています。8月中旬は夏休み期間で重要な決定がなされない可能性が高いため、8月上旬にCBOEのビットコインETFの可否判断が示されなければ、8月下旬以降に判断がなされると考えられます。

いずれにしてもSECによるビットコインETFの可否判断は、世界から大きな注目を浴びるイベントとなります。

まとめ

CBOEによるビットコインETF申請が1つの契機となり、BTC価格は急騰し7,000ドルを回復しました。ファンダメンタル要因を背景とする値動きと考えた場合、SECによるビットコインETFの申請の可否が、再び大きな値動きを招く可能性が高いと考えられます。ただし期待感で上昇している面が大きいだけに、これまで同様にETFが否決されると、失望売りで大きな下落に見舞われる可能性もあります。

SECによるビットコインETFの判断時期及び判断内容について、今後充分な注意を払う必要があると言えそうです。

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