9月2日の週のBTC/USD市場、上昇が続くも節目価格での値動きに注意が必要

9月2日の週のBTC/USD市場、上昇が続くも節目価格での値動きに注意が必要

BTC/USDは3週続けて陽線を形成し、足元は上昇トレンドに。しかしながら現状はペナント内部での値動きであり、手放しで上昇トレンド継続を期待できる状況にはありません。

上昇が続くBTC/USDですが、ペナントやフィボナッチ・リトレースメントの各節目価格での値動きに注意しながらの取引が求められます。

先週の振り返り

仮想通貨関連では大きな材料のない先週でしたが、BTC/USDは着実な上昇を見せました。その結果、3週続けて陽線を形成し、上昇トレンド入りに期待が持てるパターンとなりました。


・BTC/USD週足チャート
※チャート画像はCrypto-Xを利用(以下同様)

先週の上昇の特にポイントとなったのは、27日(月)の上昇です。先週は直近の高値・安値に引いたフィボナッチ・リトレースメントの61.8%付近で、27日(月)の取引が開始しました。そして27日(月)に上昇し61.8%をブレイク、翌日も上昇が継続して完全に61.8%のブレイクが確定しました。


・BTC/USD日足チャート

その後29日(水)・30日(木)と陰線となり一旦61.8%レベルに戻しを入れたものの、再び上昇を開始し、上昇トレンドに入った形となりました。

リトレースメント61.8%超えは7月のSEC(米国の証券取引委員会)によるビットコインETF承認への期待が盛り上がった時以来です。前回は結果的に期待感のみで上昇となりましたが、今回は目立った材料なく上昇を始めています。

今週のBTC/USD市場

週足で3週間続けて陽線となり、着実な上昇を見せているBTC/USDは、直近の安値・高値のフィボナッチ・リトレースメントの50.0%レベルも突破しています。現在はリトレースメント38.2%を目指して上昇している段階です。

よってBTC/USDは、リトレースメント38.2%である7,400ドル付近での値動きがポイントとなります。

リトレ-スメント38.2%のレベルは比較的値動きが反応しやすい価格帯です。また過去の日足チャートを見ると7,400ドル付近は、過去に価格が反応している、という実績を持つ価格帯でもあります。

よって上昇が継続の場合、

①リトレースメント38.2%の7,400ドル付近で上昇が止まった後に上昇を継続
②一旦値動きが停滞しその後下落(①の下落バージョン)
③リトレースメント38.2%レベルで値動きが止まる

いずれになるのかという点に注目が集まります。

もしリトレースメント38.2%を超えて上昇すると、次は7月の上昇時の高値8,400ドル台がポイントとなる価格帯として出現します。

尚、前回7月に同水準に上昇の際は、一旦値動きが止まり5営業日に渡り値動きが停滞しました。よって今回も本水準にまで上昇の後は、1週間程度は値動きが停滞する可能性も考慮する必要があります(③のケース)。

現状はペナント内の値動きに留まる

もう少し広い視野でBTC/USDチャートを見ると、確かに先週上昇はしたものの、現状はペナント内での値動きに留まっていることが分かります。


・BTC/USD日足チャート

ペナントブレイクの地点としてはフィボナッチ・リトレースメント38.2%のブレイクが確定する付近が、ペナントブレイクの地点ともなりえます。

今後の上昇のスピード感にもよりますが、リトレースメント23.6~38.2%間でペナントブレイクとなる可能性が高い状況です。足元で上昇が続いてはいますが、本格的な上昇トレンド入りは、ペナントブレイクを待つ必要があります。その観点でもリトレースメント38.2%到達後の値動きは注目せざるを得ません。

BTC/USDは9月末に予定されているSECによるビットコインETF承認可否で大きな値動きが生じる可能性が高い状況にあります。その際にペナントのラインの位置も、考慮に入れる必要があります。

まとめ

先週の上昇により、6,000ドル付近が底値とより明確に意識付けられる結果となりました。

ただしBTC/USDは足元で上昇が続いてはいますが、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の7,400ドル付近が次の値動きのポイントとして控えている状態です。またその上にはペナントのラインも存在しており、ここから先の上昇は一筋縄ではいかない可能性が高いと言えます。

更なる上昇を続けるのか、それとも節目価格で一旦値動きが停滞することになるのか、各ポイントでのBTC/USDの値動きに注目したいと思います。

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