9月16日の週のBTC/USD市場、ペナントの形成が進む

9月16日の週のBTC/USD市場、ペナントの形成が進む

先々週の急落から一転、先週は静かな上昇を見せたBTC/USDとなりました。週足チャートで見ると、完全にペナント(三角持ち合い)を形成の途上にあります。

ペナントは最終的にブレイクします。将来的なペナントブレイクに備えた上での取引きが必要な状況になりつつある、と言えるのではないでしょうか。

先週の振り返り

先々週の大幅な下落を受けた先週のBTC/USD市場は、流石に一旦下落はストップし、先週はローソク足で陽線を形成し上昇しました。


・BTC/USD週足チャート
※チャート画像はCrypto-Xを利用(以下同様)

6,000ドル付近が堅い底となっている状況下、ファンダメンタル的な変化も発生しておらず、今回も6,000ドル付近の堅い底が機能した形となりました。先週は小動きながらも11日(火)以外は陽線を形成し(14日は始値と終値がほぼ同等の水準)、穏やかな上昇を見せました。

そして先々週の下落の際の高値と安値にフィボナッチ・リトレースメントを引くと、リトレースメント23.6%で一旦反応した後、再度上昇を見せています。現在はリトレースメント38.2%を目指して上昇中、という状況下にあります。


・BTC/USD4時間足チャート

フィボナッチ・リトレースメントの観点では、リトレースメント38.2%到達後に相場に変化が生じるケースが多いと言えます。現状の値位置は38.2%レベル目前であり、相場に変化が生じるまであと一歩の値位置にある可能性が高い状況です。

今週のBTC/USD市場

上述のようにフィボナッチ・リトレースメントの観点から、足元はリトレースメント38.2%の戻りを試している状況にあります。

よって今週はまず、リトレースメント38.2%のある6,600ドル付近まで上昇なるかが、見所です。そして6,600ドル付近に到達後の値動きが最大の見所となります。

フィボナッチ・リトレースメント38.2%に到達すると、一旦大きな下落を見せるケースが多いため、6,600ドル付近に到達の後、大きな下落が生じる可能性があります。その下落がこれまでの堅い底となっている6,000ドル付近迄に止まるのか、それとも遂に6,000ドル付近の底が破られてしまうのか、という部分が非常に注目されます。


・BTC/USD4時間足チャート

6,000ドル付近を完全に割れてしまうと、6月・8月と耐えていた底が完全に割れてしまいます。よって長期保有のポジションの損切が発生し、一気に下落に加速がする可能性が高いと言えます。

尚、6,000ドル付近を完全に割れた場合の目標値としては、直近の高値と安値から算出されたフィボナッチ・エクステンション128.2%の5,100ドル付近が1つの目安です。


・BTC/USD日足チャート

2月の急落時も5,000ドル後半の値位置を維持しているため、6,000ドルを明確に割り込むと年初来安値の更新が現実化する可能性が高まります。

ペナント形成の典型的なパターンとなりつつある

週足で現在のBTC/USDのチャートを見ると、完全にペナント(三角持ち合い)を形成中です。徐々に値動きを失いつつあり、現在は三角の右側の角の場所を探しつつあります。


・BTC/USD週足チャート

ペナント形成の場合、最終的にペナントブレイクで大きな値動きが生じます。教科書的には、下記のパターンでのペナントブレイクが説明されるケースが多いと言えます。


・BTC/USD週足チャート

ただしダマシが発生して、下記のパターンとなるケースもしばしば発生します。


・BTC/USD週足チャート

よってペナントブレイク発生時に、単にブレイクした方向に素直について行くと、ダマシにあって損切となるケースも発生するので注意が必要です。

今回のBTC/USDのペナントがどのようなパターンでブレイクするかは分かりませんが、教科書的なペナントブレイクのみで相場を捉える事のないように注意すべきです。

まとめ

9月末のSECによるビットコインETFの判断待ちの状況下、値動きが狭くなるのは必然です。ビットコインETF待ち、となると残り3週間は値動きが少ない相場が継続する可能性が高いと言えます。

最終的にどのタイミングで、どの方向にペナントブレイクが発生するのかは分かりません。しかし足元の相場は、“ペナント形成中の真最中”という相場認識が必要です。そしてペナントブレイク時のダマシのパターンも踏まえた上で、ペナントブレイクに備えるべき段階に来ているのではないでしょうか?

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