10月7日の週のBTC/USD市場、レンジ相場の中にレンジ相場を形成

10月7日の週のBTC/USD市場、レンジ相場の中にレンジ相場を形成

先週更に値動きが少なくなったBTC/USDは、遂にレンジ相場の中にレンジ相場を形成する事になりました。

今週は、新しく引く事ができるトレンドラインを巡る値動きに注目する必要があります。ただしこれまで機能したトレンドライン及びレンジ相場を脱するには、ファンダメンタル的な変化も生じていないため、まだ時間がかかるのではないでしょうか?

先週の振り返り

株式市場では日経平均株価が24,000円を回復し年初来高値を更新した先週ですが、BTC/USD市場は引き続き大きな値動きが生じる事のない状態が継続しています。

注目されたSEC(米国の証券取引委員会)によるビットコインETFの承認判断も先送りされており、値動きの材料不足の状態です。ただでさえ価格が下落し市場参加者が減少している中で、ボラティリティも生じず、更に市場参加者が減少しています。

先週は週足で見るとローソク足は陰線となりました。陰線の形成は2週間続けてとなりましたが、ローソク足を見ると、4週間続けて値動きがあまり生じていない事が分かります。


・BTC/USD週足チャート
※チャート画像はCrypto-Xを利用(以下同様)

9月第1週に大きな陰線を形成した後の4週間は、いずれも9月第1週のローソク足の中での値動きに留まっています。既に9月第1週の段階でBTC/USD市場はレンジ相場が形成されていた状態ですが、それ以降は更に狭い範囲でのレンジ相場が形成されています。

今週のBTC/USD市場

レンジ相場の中で、更にレンジ相場を形成する形のBTC/USD市場ですが、先週の日足から新たにトレンドラインを引く事ができます。

・いずれもBTC/USD日足チャート
・黄色線が既存のトレンドライン、マゼンタ色線が新たに引いたトレンドライン

7月24日、9月4日の頂点をトレンドラインとして結ぶと、先週の値動きはトレンドラインに値動きを抑えられた形となります。実際に本トレンドラインが機能するかどうかは、今週の値動きを見る必要がありますが。少なくともレンジ相場で値動きの手がかりが少ない現状の中では、値動きを予想するための数少ない材料となりえます。

よって今週は、まずは新たに引く事になったトレンドラインを上方ブレイクするか、ブレイクせずに下落するのか、という部分が注目ポイントになります。

もし上方ブレイクの場合は、スグ上にそれまでのトレンドラインが存在しており、次のハードルとしてこれまでのトレンドラインが機能する事が予想されます。

先週新たに形成されたトレンドラインは、上下の幅が狭く、また頂点までの残りの期間もそれ程ないため、足元のレンジ相場は遠からず破られる可能性が高い、と考える事ができます。

仮に新たなトレンドラインを上方ブレイクして、足元のレンジ相場を脱したとしても、これまでのトレンドライン及びレンジ相場は継続します。既存のレンジ相場を破るにはSECのETF組成判断他、ファンダメンタル的な変化という後押しが必要とも考えられるため、足元のトレンドラインのブレイクがそのまま既存のトレンドラインブレイクにまでつながる、と考えるのは時期尚早と言えます。

正念場を迎えるXRP

2週続けて大きな値動きを見せたXRPですが、先週は長い陰性を形成し、XRPの上昇は一時的な動きではないか、という懸念が強くなる結果となりました。


・XRP日足チャート

先週は10月2日(火)に長い陰線を形成して下落した後は、2日小動きの展開となった後、再び5日(金)に下落。更に翌土曜の6日そして日曜日の7日も下落。7日の下落で、急上昇後の9月25日に付けた押し目価格を下回り、下落トレンド入りする可能性も高まっています。

今週は、0.5ポイントを若干割れる現状の価格水準から折り返すことになるのか、それともその後ズルズルと下落し下落トレンド入りしてしまうのか、XRPにとっては9月の急上昇が定着するかどうかの正念場となります。

まとめ

引き続きBTC/USDは値動きの少ない状態が継続しています。チャート的には今後の値動きのためのエネルギーを溜めている状態であり、動く際は一気に値動きが生じる可能性が高いと言えます。

レンジ相場の中のレンジ相場となっている現状ですが、小さいレンジ相場についてはトレンドラインの状況から、遠からず脱する可能性を見出すことができます。ただし既存のトレンドライン内のレンジ相場については、レンジブレイクまではもうしばらく様子を見守る必要がある状況です。

新しいトレンドラインを巡る値動きに注目するとともに、これまでのトレンドラインについては引き続きレンジ相場継続に備えて値動きをフォローしたいと思います。

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