9月30日の週の仮想通貨市場、急上昇したXRPには上昇余地が存在

9月30日の週の仮想通貨市場、急上昇したXRPには上昇余地が存在

BTC/USDの値動きが停滞している中で、アルトコインのXRPが急上昇しています。

よって今回は、足元で値動きのあるXRPの分析を行いました。フィボナッチ・リトレースメントの観点からは、XRPはまだ上昇余地が残されている、と考えることが出来ます。

先週の振り返り

SEC(アメリカの証券取引監視委員会)によるビットコインETFの承認判断が、9月30日以降に先送りとなる可能性が高まった先週は、既に値動きが少なくなっていたBTC/USDの値動きを更に少なくする方向となりました。

週足は2週続けて陽線を形成していましたが、先週は実体が非常に細い陰線となり、殆ど値動きが生じていない状態です。


・BTC/USD週足チャート
※チャート画像はCrypto-Xを利用(以下同様)

日足を見ると25日(火)までは下落が続きましたが、27日(木)に長めの陽線を形成し、それまでの下落分をほぼ取り返しました。BTC/USDは上にも下にも動き難い状態です。


・BTC/USD日足チャート

金融市場全体ではダウ平均株価が年初来高値を更新、FOMCでの金利引き上げ等、非常に話題の豊富な1週間となりましたが、BTC/USD市場は殆ど値動きのないつまらない1週間でした。

急騰しているXRP

BTC/USDの値動きが停滞の一方で、アルトコインのリップル(XRP)が大幅な上昇を見せています。


・XRP週足チャート

そこで今回はXRPのフィボナッチ・リトレースメント分析を行ってみます。

XRPは2017年12月に入り、0.2ポイントから最終週には3.2ポイントを付ける急上昇を見せています。しかしながら他の仮想通貨同様、2018年に入り下落が続いており、8月には昨年12月の急騰前の0.2ポイントの水準まで下落。

見事に行って来いのチャートを形成しました。しかし8月14日の0.24ポイント付近を底値としては維持しています。

その後9月18日から上昇を開始し、18日から5営業日続けての上昇を見せ、21日には0.7ポイントを回復。アルトコインの上昇時の爆発力を見せつける形となっています。

その後、0.4ポイント台にまで下落を見せますが、0.4ポイントは割れずに先週再び上昇し、今週日曜の30日には0.6ポイント台を回復。ただし0.6ポイントの維持はできず、0.5ポイント台から10月1日の月曜日を迎えています。

XRPのフィボナッチ・リトレースメントの2種類

XRPの値動きを探るために、フィボナッチ・リトレースメントを2種類引いてみます。まずは昨年12月の最高値から8月14日の最安値まで引いたものが下記となります。


・XRP週足チャート

最高値と最安値でリトレースメントを引くと、最低限の反発ポイントであるリトレースメント23.6%は0.94ポイント付近。よって上昇の余地はまだ充分にある、と考えることができます。

また0.94ポイント付近は4~5月に値動きが停滞しサポート&レジスタンスを形成した地点でもあり、同水準は到達しやすい価格帯となります。

次に2018年の下落相場の中で一旦押し目を入れた4月の上昇の際に付けた4月24日の0.95付近を高値としてフィボナッチ・リトレースメントを引いたものが下記となります。


・XRP週足チャート

本リトレースメントで足元の上昇で9月21日に一旦リトレースメント61.8%を達成。しかしながら日足ではヒゲとなり、価格の維持はできず下落しています。その後リトレースメント38.2%を割れる下落を見せますが23.6%に至る前に再度上昇を開始。

日曜の9月30日の上昇で、一旦リトレースメント50%を回復したものの、維持はできずに10月1日(月)の取引が開始されています。

上記の2つのフィボナッチ・リトレースメントを総合的にとらえれば、まだXRPの上値の余地は残されている、と考えることができます。

12月の最高値基点のリトレースメントで見れば、23.6%レベルの0.9ポイントまでの上昇余地は存在します。また0.9ポイントは将来的な目標値としても、足元のリトレースメントの状況からは、78.6%レベルの0.8ポイントまでの上昇可能性はある、と考えることができます。

4月の0.9ポイントの水準を上に抜けなければ、上昇トレンドに転換、と言うことはできない状況であり、当然このまま下落の可能性もあります。ただし上昇トレンドの転換にまでは至らないまでも、フィボナッチ・リトレースメントの観点では、XRPにはまだ上昇余地が残っていると判断することができます。

まとめ

今回は直近で大きな値動きが生じているXRP中心に値動きの分析を行いました。フィボナッチ・リトレースメントを利用しての相場分析は、株やFXだけではなく仮想通貨でも取引量の多いものには通用するケースが多いと言えます。よってアルトコインの中では取引量の多いXRPは、フィボナッチ・リトレースメントの分析が効果を発揮する可能性が充分にあります。

足元のXRPの上昇は急であったため、一旦下落を入れる可能性もありますが、まずは0.8~0.9ポイントにまで上昇するのか、XRPの今後の値動きに注目したいと思います。

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